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春夏秋冬、衣替えの季節がやってきます。
めんどくさいと思いつつ季節の変わり目は服を出したり、なおしたり・・・
最近は断捨離もしている方が多いので衣類の整理をされてる人が多いように思います。
衣替えの防虫におすすめなお香とは
せっかく断捨離や衣替えの時に、この服はとっておこうと大好きなお気に入りの服を収納しておいたのに、いざそれを着ようと思ったら、虫に食われて穴が開いていたってことないですか?
今はそんなに虫食いというほどのものはないにしても、ウールのセーターや着物などやはり防虫剤をいれていることがあると思います。
そんな時の対策におすすめなのが防虫香です。
防虫香をおすすめする理由として、匂いもそうなのですが
市販の防虫剤の成分を確認した事はありますか?
ナフタリン、パラジクロロベンゼン、ピレスロイド化合物系など、頭痛やめまいやのどへの刺激などの危険性がある成分が含まれています。人体に影響はないとされていますが完全に安全というわけでもないですし。
ましてや今は無臭の防虫剤も多いので、気分が悪くなったりしても分からないことがあるようです。
化学物質過敏症という言葉も耳にします。
お香がなぜ安心なのか
お香を原材料として作る「防虫香」は化学物質は含まないので体に優しいです。
タンスの中に入れてもいいですし、衣類だけでなくお人形などの保管にも防虫香は大丈夫です。
香原料に虫が嫌う成分が入っています。龍脳といってす~っとする香りなのですが、昔から防虫として使われてきました。
現在は龍脳も天然ものと人工ものとがあるようです。
精製龍脳が主流のようですが、中には化学合成で作られる合成龍脳が入っている防虫香があるのでそこは気を付けたいところです。
お香はもともと、香木と漢方で用いる原料で作られています。
体にも優しいお香です。
昔は防虫といえば、樟脳を思い出します。
あの鼻に付くツーンという匂いです。
着物はもちろん、スーツやコートなど樟脳の匂いがきつく付いていました。
あの匂い苦手な人も多いと思います。
なので、防虫香=樟脳と思われている方も多いのですが、樟脳はクスノキの葉や枝などを水蒸気蒸留すると簡単に結晶になり安価たったので、化学合成の防虫剤が出来るまでは天然の防虫剤として使われていたため防虫香=樟脳と思う方もいるということです。
本来の防虫香は白檀や丁子、桂皮や龍脳などが材料です。
なのであのつ~んとくるような独特の匂いはしません。
衣替えや断捨離で残した洋服をしまう時には、天然の防虫香を入れて普段身に着ける衣類からお香の香りがしたら素敵ではないでしょうか?