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人の顔と名前って、なかなか一致しなくなってきてませんか?
人の名前ってホントに覚えるのが大変です。
人の名前が覚えられない時は
私は最近名前がすぐに出てこなくて困っています。
名刺をいただいても、後になって「この人どんな顔の人だったっけ?」と記憶にございません状態になってしまいます。
ビジネスをされている方ならなおさらのこと、名刺ばかりが溜まっていき、誰がどれやら分からなくなっていることだと思います。
名刺を管理するアプリなどもありますが、それは名前順に管理したりと印象を思い出すのとは少し違うかなと感じます。
でも、その人の印象を思い出すのにいいものがあります。
そうです。名刺香です。
名刺香ってご存じでしょうか?
お香の香原料、刻み香を調合して作る常温で香るお香です。
これを名刺入れに一緒に入れて、名刺に香りを移します。ほのかに香る程度なのできつい匂いではありません。
やはりきつい強すぎるような匂いはかえって相手に不快感を与えてしまいますので、ほのかに香る程度のものが良いようです。
これもオーダーで作ったりできるので自分好みの香りを名刺に付けることが出来ます。
「白檀の香りがいい」、「もっとすっきりした香りが好みだ」と自分をアピールするする事が出来ます。
名刺香の使い方
オリジナルで作成した名刺香で名刺に香りを移しておいて
それを挨拶の時に渡す名刺として使用すると、相手の方も「何かいい匂いがしますね」と言われる方が多いです。
「名刺香を入れているのですよ、名刺に香りが移るんです」と説明していると、話のきっかけも作れます。
なぜ名刺に香りをつけるといいのかというと、香りは鼻を伝って脳へと直接働きかけます。
香りと記憶が結びつくのです。
それも五感の中で嗅覚だけが記憶をつかさどる場所、大脳内側の後部帯状回へ働きかける事が出来るのです。
香水の香りや花の香り、食べ物の匂いなどで子供の頃の記憶や好きだった人のことなど
その時の感情や風景まで思い出すことはないですか?
特定の香りをかぐことで、その時の記憶や感情がよみがえる事を「プルースト効果」というのだそうです。
それほどまでに香り。匂いというのは記憶に直結していると言えます。
最後に
名前は出てこなくても香りの印象で「そういえば・・・」と思い出してもらえる。。
匂いで相手に印象づけることが出来るというのが名刺香のいいところかなと思います。
また、香りもほのかに香る程度なので、面と向かって話している時だけ香るというのも
風流だなと思います。
名刺を手にした時に香る香りに、日本の文化って素晴らしいなと感じます。
名刺に香りをつけている人はそうそういないでしょうから
営業の人や接客業などの職業の方は、名刺を出す機会も多いと思いますので
ぜひおすすめしたいです。